商品説明

榛原千代紙の歴史
榛原千代紙は、明治政府の命で日英文物交換のためイギリスに送られ、その精緻な美しさにより文明開化期の日本文化の紹介と共に西欧に興ったジャポニズムの牽引の一翼を担いました。
国内においては、志賀直哉が「暗夜行路」の主人公、時任謙作にフランスに行く友人に「はいばらの千代紙でも持って行っちゃ、どうだい」と語らせ、幅広い層に人気があったことを示しています。
その後も海外の博覧会に出品し、ヨーロッパ各地にシーボルトコレクション、パークスコレクションとして現在も美術品として収蔵されております。
六花】は、多様な雪輪紋の中に紋様が組み込まれた色鮮やかな千代紙です。古来より、雪は清浄さの象徴であると同時に、地中に大量の水を補給して、翌年の豊作に繋がる事から、繁栄の兆しとなる縁起物でもあります。
尾長鳥は、鳳凰に通じる事から、開運 招福、富貴繁栄をはじめ様々な縁起を 託すことができるとされています。富貴の象徴である牡丹の花と、溶け合うように描かれた柄は、アールヌーボー の様式を彷彿とさせます。

商品詳細

商品名：榛原千代紙　てかがみ　尾長鳥に牡丹
商品コード：HBR0000015
数量：1個
鏡サイズ：約7.6cm
鏡素材：アクリル
ケース素材：梨地ビニール（塩化ビニール）　

柄の取り都合により、個体差があります。
ビニールケースが付いているので、鞄の中でも汚れません。